恐るべき人間爆弾計画
CIAのエージェントであるルシンダは恐ろしいテロ計画が進行していることを突き止めた
それはマイクロチップを子どもに埋め込みナノテクノロジーの力で核爆弾化してしまうというものだ
恐ろしい計画を阻止すべく相棒と共に爆弾の無力化と関係者の排除を進めるが、そこにはある人物の思惑が潜んでいた…
ロシア出身のモデルのジア・スコバが製作・監督・脚本・主演を兼ねた作品です
よくわからない人が重要なポストを兼ねまくる…今までの経験からビビッときましたよ！
そして観始めて直ぐに気付きました！これはあかんヤツや！やったー！
編集か脚本かそれとも全てかが悪くてストーリーの流れがわかりにくいぞ
必要性皆無なシーン多くない？？
最後も何が何だかよくわからんがとりあえず映画が終わったから良かったです
原題は違うけどこの映画自体がミスですね
ツッコミたくなるけどツッコんだら負けな気もする何というジレンマ
冒頭から殺人事件発生→捜査中の刑事にCIAの女性が接触→観客になんの説明もないまま刑事が何か納得→2人でテロの話してる
何の話？？？しかも会話中はカメラが無意味にガンガン切り替わる
1,2話くらい見逃したドラマを途中から観た気分
その直後のカーチェイスも疾走感も迫力もゼロ
玩具みたいなしょぼすぎる銃声等々
冒頭5分でいきなりこれ見せられたら後はお察しですな
その後も突然ミスターZの正体がわかったとか言われて誰やねん？と思ってたら脈絡もなく過去編スタート
その回想中にCIA長官はミスターZに操られているって話がしばらくして登場
冒頭に刑事と話してたテロの話も過去編で判明するよ
そしてラスト14分頃に冒頭の事件に繋がり、ラスト12分から現在編に戻ります
というか映画のほとんどが過去編だよ
1,2話見逃しただけでなく、エピソードもシャッフルしたドラマを観せられてた気分
この主人公もあまり魅力的には思えないのが残念
演技も一本調子、とりあえずツンケンした態度、アクションも割ともっさりしてる…
準備では防弾チョッキ来てたのに戦闘始まったらいつのまにか脱いでるし、お腹撃たれて痛そうにしてるのはギャグかと思いましたよ
ヴィジュアル的にアンジーを意識してるのかな？あらゆる面で下位互換ですが
何か複雑な構成にしようとしてボロボロになったような作品でした
割と普通に観れはしますよ
制作側が自分の力量を正しく把握するところからやり直していただきたい
【雑記】
中々な映画を発掘できて満足
80分ほどかけて突き止めた計画を10分で阻止？する時間配分とは攻めてますねーほぼ過去じゃん
雰囲気作りは頑張ってる感じがするので、スタイリッシュ風だけど中身ボロボロな作品が好みならどうぞ！
