社会の底辺で
犯罪の尻拭いの様な
仕事をしているテインは
言葉がしゃべれないのか
言葉を忘れたのか…
ただ寡黙に仕事をこなす
その仕事が良いのか悪いのか
判断もできないまま
流されるように
誘拐された女の子を
1日預かる事になる
これが彼の運命を変えてしまった
裕福な家の子チョヒは
家での社会的ルールを
テインの家で実行する
食事のマナー、服のたたみ方
部屋の片付け、洗濯のやり方
テインは彼女の中に
母という存在を感じたのか
チョヒとの生活が彼の中で
大切なものになっていた
話は人身売買など
深刻な社会問題を提起しているが
どことなくコミカルにフワフワと
描かれている
その中にテインの複雑な感情が
織り込まれ、何を表現したかったのか
今ひとつ、掴むことができなかった
最後も、
なぜあの様な終わり方だったのか…