紛れもなく犯罪映画なのだ
（しかも韓国の😅）
なのだけれど
お伽話のような不思議な映画
美しく広がる夏の田園地帯
瑞々しい緑と青空と溢れる光
真っ直ぐに続く道を
自転車で走る 口の聞けない男
そして相棒の
信仰心の深い脚の悪い男
勤勉に勤勉に
日常仕事として
訳ありの死体処理の作業に励む
サイコパスでも悪人でも無く
ただ勤勉に
やるべき事をこなしていく日々
そこに 「死体」では無く
「生きた女の子」があらわれる
……………………………………………
声をあげても聞いて貰えなければ
声が無いのと同じこと
自分なりに考えても
「考え」を聞いて貰えなければ
考えないのと同じこと
そうして弱者は
思考放棄 の末に
自分でも気付かぬうちに
「悪」へと向かっていく
そしてラスト
口の聞けない男と
同じタイミングで
私たちも
ああ！そうだった！と思い出す
これは犯罪映画だったのだ
………と
ホン・ウィジョン という監督の
瑞々しいセンス
そして
ユ・アイン が素晴らしい👏
ユ・アイン が素晴らしい👏
（2回言っちゃう👏👏）
「#バーニング 」の時も
突出していたけれど
今作品でもまた👏👏👏
