ドライブ・マイ・カーのhikaruのネタバレレビュー・内容・結末

後半にかけてとにかく感動して感動して素晴らしい映画だったけど、なぜそれが素晴らしいのかっていうのかが言葉に出来ない。体感したことのないえも言われぬ感動があった。
役者陣、ポスターの三人はもうこれ以上ないキャスティングでこの人達以外じゃ考えられないっていうぐらい完璧だった。

一番感動したのは家福がみさきの実家に行くことにしたシーンだけど、それがなぜこんなに感動するのか分からない。走っていく車の映像にただただ目を奪われていたけど、それがなぜなのか分からない。ただ車が走っているだけなのにずっと泣きそうだった。

3時間があっという間だったわけではないし、それなりに疲れる部分もあったのになぜか最後は異常な満足感と多幸感。
こういう映画が存在してくれることが嬉しい。
映画館でやっているうちにあと何回か観たい。