このレビューはネタバレを含みます
時間の経過とともに西島秀俊本来の顔が分からなくなっていく。
確かにそこには家福悠介という人間が存在した。
3時間圧倒され続けた自分がいた。
以下くだらないこと。
学生時代しきりにお互いで殴り合っていた
(いや、そもそも映画の歴史で使い古されているのだけども)小洒落た演出、記号、
例えば
クローズアップでセリフの長回し
タバコ
セックス
ネオンに沈む車
静寂の中に反響する手話の音
ディゾルブ
王道漫画を読んでいるように
コレコレ、これが欲しかったのよありがとうという気持ちになるよね。
大好物。