大自然

ドライブ・マイ・カーの大自然のネタバレレビュー・内容・結末

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

カンヌとゴールデングローブ賞という凄い賞を受賞した、とニュースで出ていたので、鑑賞。同じように思った人たちがテアトル新宿に集結。

また、外国語MIX映画か〜と、もう意外性はなくなっていた。
セリフが虚構ではなく現実であること、集まる役者は主演2人の関係者がおり、瀬戸内の劇を奥さんがすべて残したのではないかと感じるところ、主演2人の涙を目に浮かべるなんとも言えないシーン、運転する女の子の痛い過去と苦しみの共有、とても深く沈んでいくが、セックスが純粋な好きではなく、発散の行いとして、特に女性側が男性の上にまたがるシーンは、現代チック。大事なことはベッドか、いなくなってから分かる。

村上春樹さんがドストエフスキーやショーペンハウエルが好きなのね、と分かるけれど、偉人の名前を入れて、文学になるとは思わない。だが、

ゴドーを待ちながら
ワーニャ伯父さん

この2作を取り入れるセンスは良い。特に、ゴドーを待ちながらは原作の文章は、意味不明さが心地よいのだ。

アジア映画は韓国の勢いが今凄く、
日本も負けじと世界に印象付けられる作品を出せたのではないだろうか。アメリカよりはヨーロッパ色強め。
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