2022年 4本目
3時間も上映時間があるので、映画館で観ないで円盤や配信で観ると途中で一旦停止してしまうかも知れず、それだとこの作品の本当の良さが味わえない。的な事をどこかで読んでたのを覚えてて、是非映画館で観ようと決めていた一本。ミニシアター系でしたが60席見事に満席でした。
映画の内容以前に、やはり3時間もの間一度もトイレに行く事なく鑑賞するのはかなり難しいようで、途中で抜け出す人が結構おられました。ボクも上映前にコーヒー飲んでしまってたのでラスト30分くらいは尿意との戦いで、物語の佳境と自分の膀胱の佳境、どちらが果たして勝つのか？くらいギリギリの戦いになってました。
過去観た作品でも「ベン・ハー」や「アラビアのロレンス」や「七人の侍」なんかはインターミッションが挟まれていたので、今作くらいの長さだと一旦休憩挟んでも良かったのでは？とも思いました。せっかく劇場まで足を運んだのにトイレに行ってる間に物凄く大事なシーンを飛ばしてしまってたら何の為に劇場まで行ったんだよ…と後悔しちゃいますしね。
物語のテーマのひとつとして「赦し」というものがありますが、既に手のひらから失ってしまったものや、その過去と向き合う自分自身の心ってのはなかなかいつまで経ってもストレートに許せないもんなんでしょうかねぇ、難しいもんです。
