アカデミー賞作品賞に日本映画初のノミネートと聞いて早速鑑賞しました。
いや、実に不思議な映画です。初めは官能映画バリの妖艶な場面が多くて驚きましたが、これは後半に繋がってくる事になります。
淡々と物語が進行し、派手な場面もなく会話中心に人間の内面をどんどん映し出していきます。
179分という約3時間にもなる長い作品で、ド派手なアクションがあるわけでもない作品ですが、全く飽きることなく鑑賞出来ます。
色々考えさせられる場面の多い作品ですが、ラストの続きが「どうなったんだろう?」ともう少し見たい気分になったこは私だけではないはずです。
アカデミー賞を取れるといいですね。実に不思議な作品です。