りょうすけ

ドライブ・マイ・カーのりょうすけのレビュー・感想・評価

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)
4.0
「ドライブ・マイ・カー」

本作は村上春樹原作の短編小説を2021年を実写映画化した作品。本年度アカデミー賞の作品賞にノミネートされたことで話題になっているが、作品自体の日本公開は半年ほど前。3時間という長尺もあってか上映館も上映回数も少なく、昨年観に行くことができなかったため、レンタルも解禁されてしまったが、劇場にて鑑賞してきた。全く飽きることのない3時間だった。大きな出来事が起きることはほとんどなく、長々と会話だけのシーンもあるが不思議と飽きない。非常に心地いい映画体験だった。内容は非常に文学的で、文学大好き人間かシネフィルじゃなきゃ楽しめない作品あのではと少し思わせるけど、オスカーにノミネートされるっていうのは大抵そういう作品なんだよね。あんまり映画を観ない人がどんな印象を持ったのかが気になる。演劇がどのようにして作られていくのかについても知ることができるので僕にとっては非常に美味しい一本だった。オスカーを受賞するのは難しいかもしれないけど、今年のノミネート作品の中では今の所一番好きかもしれない。

【ストーリー】★★★★☆
【音楽】★★★☆☆
【演技】★★★☆☆
【テンポ】★★★☆☆
【エンタメ性】★★☆☆☆
【感動】★★★☆☆
【アクション】☆☆☆☆☆
【ホラー】☆☆☆☆☆
【恋愛】★★☆☆☆
【コメディ】☆☆☆☆☆
【サスペンス】☆☆☆☆☆
【エロ】★★★☆☆
【グロ】☆☆☆☆☆
【指定】PG12
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