その演出美しすぎないだろうか……の満載というか。廊下からリビングが覗ける鏡や左目から流れる涙のような目薬、役者さんたちの言葉ないのに感じられる感情の起伏や関係性、どれも素晴らしかった。これまで静かに流れる空気の中で、堰を切ったように溢れる「音に会いたい」という言葉と、それ優しく包み込む抱擁が、ある種神々しささえかんじられた。
村上春樹ぃぃい！って感じの台詞回しだし、性と愛との描写だったけど(バイアスかもしれない)、違和感なくて良かった。原作読んだことないけれど、家福さんが途中でパスタ茹で始めたらもっと私のイメージする村上春樹の男だったなw
