舞台俳優で演出家の家福。妻の音と仲睦まじい日々を過ごしていた。
しかし音は謎を残したまま他界してしまう。
喪失感の中、2年の月日が流れる。
観たいと思っていた作品。
アマプラで配信されるようになり早速鑑賞。
独特な雰囲気と台詞回しの中、冒頭は家福と音との性描写、淡々としているがストーリーは濃い。
音に対する家福の愛が深すぎて、複雑だが分からないわけではない。
到底、真似は出来ないけど。
音の話す女子高生の話も独特な世界観が私はかなり好き。
2年後に知り合うミサキの存在がいいスパイスになっている。
みさき役の三浦透子が凄く良い。
暗く辛い過去を持ち、寡黙な役どころ。
最後に見せる優しい表情がとても良かった。
今後かなり期待大の役者さん。
ゴミ処理場のシーン良いですね。
韓国人女優のイ・ユナ役のパク・ユリムはとても好感が持てた。
素敵な女優さん。
舞台のラストシーン、とても良かった。
ラストシーンは観る側が色んな捉え方ができると思った。
濱口竜介監督作品