とにかくSAABの赤い車がかっこいい。
車に見惚れた3時間だった。
総合的にはどちらかといえば面白かったかな、くらい。
独特な世界観で、真面目にやってんのか、ボケてんのかわからないシーンが多かった。
多分深い部分まで理解できていないのだろう。
でも、ところどころ、自分が過去夢中になっていたことや、お世話になった人が亡くなったことを思い出したりして、忘れてはいけないことを思い出させてくれたような気がした。
そういう意味では観てよかったな。
雪山でのみさきの「全て本当だった。そう思うことはできませんか?」みたいな台詞が心に残った。
西島秀俊のよさはまだよくわからないけど、あのミステリアスな感じがいいのかな。
声はめちゃくちゃいいよね。
岡田将生は頭悪そうな役が似合うな。
ラストシーンはよくわからないけど、なんかよかった。
台詞が臭すぎ、かっこつけすぎとかいう意見が出てくるのもよくわかる。
でも、ニューヨークにいたお笑い芸人のピース綾部が言ってたことを思い出す。
「マンハッタンのセントラルパークでセントラルパークって書いてあるスウェットシャツを着る。僕はそんなのダサいってわかってる。でもだからやらないんじゃなくて、ダサいとわかっててやるんですよ。」
そういうのもアリだと思う。