岡田さんの車の中の長台詞を語るシーンの表情は
迫力がありました。
また、北海道のみさきの実家を訪れたとき、みさきの独白を聞いたあと、
涙ながらに心の中を吐露した西島さんは本当に小さな子供みたいで、
みさきが思わず抱きしめてあげてしまうのもわかります。
西島さんの表情が最初から最後まで、心情の変化とともに変わっていって、
流石だと思いました。
ラストですが、孤独に過去を抱えて生きてきたみさきにやっと家族ができたみたいな（少なくともワンちゃんはいてくれる）前向きな終わり方で良かったです。
ワーニャ伯父さんと村上春樹さんの原作を読んでからまた観たい。
