このレビューはネタバレを含みます
『邦画のいいところ』全体像は一見心抑揚のない心電図のように見えるけど、最初から最後までを通して観ると個々人のなかに必ずビビッと心拍数があがるシーンがある ×『小説のいいところ』1ミリ単位の細かい描写まで繊細な文章表現で表現できる のいいところどりができていて、凄い...!!
私個人としては、終盤で実家近くに車を停めてドライバーさんが話していた「どっちの母も両方本人の一部。それをどっちも真実としめ受け止めるのは難しいですか?」という文脈のセリフが、オチというか、この映画の主文と捉えました。
※映画や文化に大して詳しいわけではない人による直感的感想です