マイコ

ゴッドファーザー(最終章):マイケル・コルレオーネの最期のマイコのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

マフィアのドンと言えど家族があり父であり歳をとれば病気にもなり気弱にもなる…
思い通りにならない子供たちにヤキモキしたり過去の後悔に悩んだり…
そんなマイケルの人間くさい面を描く最終章。

トムが出ていないことは残念だけど、よってマイケルの孤独がより際立つ。
トマシーノや歌手のジョニー、アル・ネリなどが今回も登場することで続くファミリーの強い絆を印象づける。

1話の結婚式でドンとコニーが踊り今作でマイケルとメアリーが踊る父親の幸せ絶頂を描くシーン。
後のメアリーの死を思うととても切ない。

最後の慟哭は娘を亡くした悲しみと彼の人生の後悔で、やはりファミリーとは関係なくケイと普通の人生を歩みたかったのかなと思う。

末娘のコニーがなんだかんだファミリーに貢献していて、やはり嫁とは家業に対する理解が違うなあとか、君が男だったらファミリーの未来もまた違っていたかもと笑。

世間の評価はどうあれ、Ⅲがあるとないとではやはり違うので、完結編があって良かったと思う。
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