このレビューはネタバレを含みます
レビューにあった「ヘテロ男性が作るレズビアン映画」って言葉がしっくり来た
2人の女性の複雑な関係性と、その間にある感情 がすごく素敵な映画だけど、観ているとやけに目立つ演技力と、やけにリアルなセックスシーンが浮いてしまっている感じがして、個人的にはすごく勿体なかった
好きな人の旦那を殺してからの、好きな人との逃避行ってあらすじは綺麗な映画だなと思ったけど、内容が緻密じゃないのか、反芻してもちょっと味気ないというか、記憶に残るシーンがあまりにも少ない… う〜ん う〜ん………………
あと、レイも七恵もお互いに最後まで「あんた」って呼び合ってる(七恵は最後名前を呼ぶけど)のが個人的に複雑な気分 名前を呼び合うほどの関係性じゃないってことも、お互いそういう性格(?)なのも、最後に名前を呼ぶのが展開的に美しいのもわかるけど、感情が昂っているわけでもなくしっとりしたシーンで「あんた」って呼んでいるのを観たら気持ちが向かなくなってしまった……