柳田

MOTHER マザーの柳田のネタバレレビュー・内容・結末

MOTHER マザー(2020年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

某ラジオ系YouTuberの動画で映画の存在を知り、鑑賞。
鑑賞後の感想としては、胸糞とかもやもやというより、少し清々しさを感じた。
純粋無垢な子の心には「母」という存在が根を張り、子の存在すらも覆い隠す 子の世界は母を中心に回る 幾つも差し伸べられていた救いの手を(母に無理やり切られたものもあるが)、振り払ってでも母にしがみつく 自我を持った子は、次第に「母には自分がいないといけない」と
もしこの映画の結末が、子が誰かの何かしらの救いの手に掴まって救われた運命だったら、自分に雁字搦めになった母から離れる運命だったら、また違う思いだったかもしれない。
最後まで母を信じ、母を救おうとした、ある意味「純粋な愛」に、私は清々しさを感じた。
柳田

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