ヒラリー

荒地の少女グウェンのヒラリーのレビュー・感想・評価

荒地の少女グウェン(2018年製作の映画)
3.2
京都ヒストリカ国際映画祭
荒涼とした山岳地帯で戦争に出た父を待つ母子
以前は近くにも2軒家があったものの、鉱山会社からの嫌がらせを受け今では自分の家が残るのみ。
男手がなく、貧しい暮らし、羊を殺され、母は病に伏せるもその薬代すら捻出出来ない。
絶望の淵で唯一の希望である父の帰りを待つグウェンだが父は出発して間もなく亡くなったことを知り、どん底に突き落とされる。
母は自傷しそれを止める事も出来ない、苦しく逃げ場のない生活
黒人医師は優しさを見せたが気休めに過ぎず、最終的には不幸に拍車をかけただけ…黒人と言う立場の弱さも相まってるんだろうが…
誰かが彼女達に手を貸していたならまた違った未来だったかもしれない。
過酷な未来しか見えない…

ヒストリカワールド4本パック、重い話しかないのか?(最後は義理の姉妹が残ってる)
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