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あの夜、マイアミでのENDOのレビュー・感想・評価

あの夜、マイアミで(2020年製作の映画)
4.2
黒人間の肌に対するグラデーション。欺瞞に満ちた資本主義の中で各々自己を肯定して生きる男4人。独立した個人ながら社会の抑圧に対して画一化した教義に陥らない有機的な共同意識の中で歌われる『Change Is Gonna Come』には涙するしかない。声の持つpowerが共鳴する。マルコムとサムはどちらも銃によって命を絶たれる訳だがそれを含めて何度でも先人達の葛藤に身を晒し続けようではないか。泣いた…
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