1960年代に実在したローズ島共和国を基に描いた作品。
たぶん今現在もこの島があったら亡命したい人はたくさんいると思う。自分の生まれた国の文化や風潮に馴染めず苦しい気持ちでいるよりは、知人もいないような無人島に住みたいと思うような、少数派にしかない気持ちはとてもわかる。しかも独自の言葉"エスペラント語"を使って話すなんて、素敵すぎる。笑 この"エスペラント"は今でも継承者がいるそうですね。
これはどちらかといえば反権威主義寄りの人にとっては共感できることが多く、教訓にもなるストーリー。たった5,60年前の、嘘みたいな本当の話。