このレビューはネタバレを含みます
機械と肉体の繋がり。結合というフェティッシュ!エロチズム!
冒頭の飛行機にべったり場面、ジェームズの足に刺さったボルト、ベロニカ?の足のギブス、事故した車と飛び散る肉体…まるで機械そのものと性行為を望んでいるかのような交わり。
ここからデスプルーフが生まれてるのか?
ヴォーンの怖さ。事故という、クラッシュというアクシデントがもうメタファーそのもの。
映画のリアリティラインというのは本当その作品ごとによって制約が変わるのものだとめちゃくちゃ実感する。
撮る側撮られる側という関係値。映画と同じでスリルを求めること。
あの彼女が支配され狂っていきラストは事故の快楽を求めるものの「次こそは次こそは」という、哀れな結末!台詞はそういう意味なのか。
外部からの刺激によって変化していく肉体や精神!まさにクローネンバーグ!