クラッシュ 4K無修正版の作品情報・感想・評価

上映館(5館)

「クラッシュ 4K無修正版」に投稿された感想・評価

運転の仕方がわたしのGTA5
スタイリッシュポルノ
おれの求めているクローネンバーグではなかったが、こういうのもいいね…♡(誰?)
いっぱい寝て鑑賞しに行ったのにねむくなった
もっとボロボロでいいのに
Ibuki

Ibukiの感想・評価

4.2
おもろかった。
いい塩梅の変態描写と鉄男みたいに笑えるシーンも多くてずっと観てれる感じやった。

チョイ役でしか見たことないけどロザンナアークエットが良すぎる!
午前十時の映画祭では流せない、クローネンバーグ変態映画。

先日、午前十時の映画祭が復活という朗報がありましたが、シネコンではとてもじゃないが捌けないデヴィッドクローネンバーグ渾身の一作がミニシアターに降臨しました。

フランスの映画雑誌カイエドゥシネマが年間ベストに挙げ、スコセッシがゴリ押しのクローネンバーグ性癖世界が4Kで、もちろんボカシなしの最高級なクラッシュをキメてきました。

クローネンバーグといえば人体とメカの合体。それも妙に哲学チックな感触で魅せるので、正気で鑑賞する者をポカーンとさせることが多い。本作では交通事故に新手のエクスタシーが覚醒していき、やがて通常のセックスに物足りなさを感じる欲望を捉える。この通常の感覚には戻れなくなるモヤモヤを死と隣り合わせな絶頂と対比させる性欲事情を徹底解剖していくのです。

この原作者JGバラードは外宇宙よりも"内宇宙"の考察に取り憑かれた作家ですが、なんと主役をジェームズバラードと名付けたのだ。
そしてギャスパーノエが『2001年宇宙の旅』に対し、性行為によりスターチャイルド(赤ちゃん)という神秘の存在へと目を向けた『エンターザボイド』の様に、内宇宙とセックスという思想は切っても切り離せないものであったと本作ともに提唱されていたのです。

オープニングのクレジット文字が歪んだナンバープレートの様な文字が走ってくるタイトルバックからクローネンバーグの世界に引き摺り込まれる。

そしてとある自動車事故の経験を経た者同士がグチャグチャの廃車の中でセックスを行ない、感じたことのない悦楽に取り憑かれる。単に事故の"衝撃"だけで人体損失M性癖に目覚めるのでなく、新たな悦楽の扉が開かれゆく過程をジワジワと浮かび上げていく。
そして交通事故マニアの仕事場で目にした、自動車衝突の記録映像を目にした時、とんでもない性的興奮を得るのだ。まるで新手のAVにのめり込む様に、男は女の、女は男の股間をイジり快感を味わう。

やがて、彼らは交通事故マニアの男と行動を共にし、洗車中の車内でプレイしたりと更なる絶頂を追い求める。

一方で、その狭間には通常のベッドプレイも長いカットで行うのだが、中々絶頂には到達しない。もはや機械的な感触がなければ、かつての快感に帰還できなくなったのか?とも思える心理が長く大胆なセックスシーンから見えてきます。

そして彼らは、まさしく死のエクスタシーへと挑戦していくのだ。

また、本作はもちろんのことだが不謹慎極まりない行動の連続だ。そもそも主人公のセックス依存症っぷりから、交通事故で相手のドライバーを殺している件、今の時代にはそぐわなさすぎる女性の扱いなどあるが、物語には支障なさそうなこの背景こそが実は重要に感じる。
通常のモラルは捨て去ったアブノーマルさを秘めた人物だからこそ、この異常すぎる性の目覚めは際立つのだ。
全編貫く無機質なアルペジオのBGMが、通常の感覚とは違う特異な心情を宣言するかの様に。

そして映画館を出ると、夜がいつもより暗く見えるほどに、クローネンバーグの悪夢に包まれました。
これは滅多にない映画体験だった。
交通事故が性衝動に結びついてしまうトンデモ集団の話。

一つ興味深かったのは、ジェンダーによる力関係が一切生まれないという、フェチズム映画としては珍しい構造。交通事故が確固たるエクスタシーとして存在するが故であろう。クラッシュの前ではみな対等、男女も何も関係がない。だから男同士、女同士の絡みだって当然。

すごい世界があるもんだなあと遠目でみる映画。
色々な性的嗜好があるんだなあ、、、。
これを彼氏と見に行ったのは間違いないだったかな汗汗
21-50-3
出町座
いやー変態!意味不明!1ミリも共感出来ない!流石クローネンバーグ!
jr

jrの感想・評価

3.4
ギリギリ上映間に合った~
でもちょっと期待し過ぎちゃったかな
劇場に駆け込んだものの…うーんまぁアクションじゃないからね
カーレースじゃないしただの事故シーンなんだけどね^^;
性的嗜好は本当に人それぞれなのは理解してるんだけど、色んなカテゴリーがあるのも知ってるんだけど…
今作の事故に特化して惹かれると言うのはあまり共感出来なかったな~
カーセックスとは違うの?その派生みたいなこと?じゃあ大きなジャンルはそうかな?
寝取られちゃう設定の派生した先に別室があるみたいな感じかな?笑
あとは青姦の派生した感じに見えたり^^;

でも個人的には一番最初の事故の怪我の程度がなかなかでそれに引いちゃって笑
それで興奮できるかな?って言うのが一番だし
いやいや事故のデカさよとか保険どうなってんの?とか仕事できんの?結局現実的な事考えちゃう冷静さが出てしまった笑
入り込めず残念!
そこそこ理解できるかと思ったけどまだまだ若いってことかな笑
D

Dの感想・評価

3.4

このレビューはネタバレを含みます

中学から「ゲーム」観すぎて、デボラ・カーラ・アンガーを見ると、中学の同級生に会った気持ち?になる
多くの人が1人で見にきてたのがよかった。
映画館で見られた幸せ。
問題作といえないくらい見終わってからは車の衝突事故に性的興奮をおぼえることが平凡なことのように思った。
伝説の車の事故を再現するというのもいい。
性に貪欲は生に貪欲だからみんな重傷を負うけど心がすごい元気そうだった
『ヒストリー・オブ・バイオレンス』以前のクローネンバーグ監督の作品だと、本作以外に『ビデオドローム』しかまだ観たことなく、『ビデオドローム』 は個人的にあまり好きにはなれなかったけど、この『クラッシュ』は大好きになった。やはり独自的な魅力があった。
『ヒストリー・オブ・バイオレンス』以後の作品だとまたその作風は少しずつ進化してきたからちょっと変わってくると思うけど、やっぱりクローネンバーグ監督の作品の魅力って、個人的見解では ″何とも言い難い感じ (良い意味で) ″ にあるのではないかと思った。

とにかく、唯一無二の素晴らしい映画体験ができて本当に良かった。

ちょいと気が早いけど、Blu-ray発売も楽しみ ^^
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