ヴレア

疾走のヴレアのレビュー・感想・評価

疾走(2005年製作の映画)
3.0
原作を先に読んでいたので、あのシリアスで暗い物語をSABU監督がいかに料理するのか?と、ワクワクして観に行きました。観た感想は、原作の雰囲気は十分に出てて良かったんだけど、細かいエピソード等が抜けていて、原作を読んでいない人はちょっと理解しずらい部分もあるかな。でも、全てを原作通りにしていたらPG-12がR-18になっちゃうんで、そういう意味では万人向けにうまくまとめたなぁという感じですかね。キャストについてはなかなか皆ハマッてましたが、アカネ役の中谷美紀はちょっと思い描いていたのと違いました。ワタシのイメージではあの役は寺島しのぶだったんです(笑) 神父役のトヨエツも最初はちょっと違和感あったけど、さすがしっかりと役作りをされていて、途中からは安心して見ていられました。あと、ちょっと気になったのが韓英恵の棒読みセリフ。あれは果たして演技なのか地なのか・・・おそらく地でしょうね。「ピストルオペラ」の時と全然変わってませんでしたから(笑)
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