『この星を守るために、誰が何をするべきなのか』
小さな宇宙人の友達を守るためドラたちが自由の戦士に力を貸す「映画ドラえもん」第４１弾は、オリジナルを凌駕する超絶テンポというリメイクでは普通あり得ない展開に留まらず、公開延期によりこの上ないタイムリー性までも獲得してしまった戦争映画の傑作。
子どもたちが初めて触れる宇宙に相応しい映像とキッズアニメをして岩浪級の音響が素晴らしく、スネちゃまの闘いなど臨場の中でテーマを描く手腕に川村Ｐは金輪際ＮＧとしたいが、最終的には大きさで勝利して支配する進撃スタイルを変えないというのも攻めている。
この映画を今世界で一番観るべきなのはロシアの独裁者であることはどう考えても間違いないが、チャップリンの独裁者を超える朴璐美さんの超絶演説は全人類が傾注すべきレベルで、僕みたいな大きいお友達もみんな終始色っぽいしずかちゃんに何かをもよおせ。
鑑賞記録
2022.03.04
109シネマズグランベリーパーク1SAION
→ずっと気になっていた劇場にぴったりの作品がやって来たので初体験。出だしの音量が小さすぎて作品選びを間違えたかと思ったが、クライマックスへのバッファの暴力が再生能力を証明する。コナンの本予告の鳴り方も面白かったし今後要注目かもしれない。
2023.06.29
Amazon Prime Video 日本語字幕
→やはりこの作品は「ひみつ道具博物館」以来の傑作。
