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映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) 2021のkameruggerのレビュー・感想・評価

4.3
昔の宇宙小戦争を何度見たことか。
鉄矢の歌が大好きで、エンディングだけを何度も何度も巻き戻して聞いた記憶がある。

鉄人兵団のような思い切った革命的なリメイクではなく、保守的なリメイクであったと感じた。

昔を懐かしみながら見ることができたので、映画の内容以上に満足しながら見ることができた。卒業アルバムを見ている感覚で本映画を見ていたのは日本でも自分だけであろう。

ちょいちょい内容は違っていたが大満足である。自由同盟に合流した時、鉄矢の挿入曲が流れる場面はどうなるのかが自分の中ではハラハラドキドキポイントであったが、あまりにも何もなくて残念であった。
やっぱり鉄矢は来ないか……

にしてもスネ夫としずかで協力して相手軍を迎撃する名シーンは今のウクライナロシア問題を思い出して、色々と思うところがあった。何より安心したことは、クレーマーがこのシーンを不適切なことだと通報して、映画が公開中止にならなかったことである。(だからこそ相手軍戦闘機には人は同乗していないことを強調していたのかな)

来年以降のリメイクも期待しているが、雲の王国、銀河超特急あたりのリメイクを見ないことには死んでも死にきれない。
ドラ映画のスタッフには労働基準法内の業務時間で今後も超大作ドラベンチャーを作り続けていただきたい。
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