新幹線の中で繰り広げられるアクションということなのでスピード感のある展開を期待していたんだけど狭い空間でのこじんまりとした戦いが主体だったのですこし残念だったかも
かといってあの新幹線に飛び乗るシーンは派手ではあったけど流石にアホらしすぎた
あと会話が結構回りくどい
小説原作ということなのでこれは原作の色なのかもしれないけど別に面白くもなかったので映像化にあたってはダラダラとした印象になってたように思えた
それでも十分楽しかったんですけどね
でもストーリーも正直イマイチ
運命やら悪運やらをテーマにしてるのは分かるんだけどそれらをテーマにするならギャグに振り切るか強い説得力を持たせるかしないとご都合的な印象になると思う
ピタゴラスイッチ的な運命の連鎖を描いているなら気持ちよさがあっただろうけどそうでもなく、たたただ話を引き伸ばすためだけの悪運描写なのでそこに面白みを感じ取れなかったです
というよりまず話が分かりにくい
興味を引かせるような仕掛けもないのに詳しく説明しないままキャラばっかり増やしていくので無駄に複雑になってました
キャラクターも特に主人公はほとんどバックボーンが語られないので感情移入できませんでしたし根本のテーマにも共感できなかったです
せめて主人公が全くの一般人なら悪運要素を強調できてたと思うけど無関係ってわけでもないのでそこもイマイチかなぁ
