うーん全体的に既視感が強い作劇というか。
タランティーノとガイリッチーとマシューボーンを
雑に足して雑に割ったような感じの作り。
かといってタランティーノ風の
グダグダな無駄話パートは魅力に乏しく
マシューボーン風の荒唐無稽だけどケレン味のある
アクションには程遠いもっさりとしたアクション。
何より劇中に伏線めいたものが色々配置されているものの
じゃあクライマックスにそれが上手く回収されているか。
正直カタルシス不足、だからなんだという拍子抜け感。
あまり誉められたものではない。
劇中のエセ日本感はあまりのもエセすぎて
逆に好感が持てる作り。
あとは真田広之のオジキがかっこいい。
それくらいかな他作品と比べ良かった点は。