はげ

ブレット・トレインのはげのネタバレレビュー・内容・結末

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

伊坂幸太郎の原作は読んだことがないけど、原作をGoogle翻訳で英訳したあと和訳し直したような出来でした。
おそらく、原作はここがこう繋がるんだ!というワクワク感を会話や文章で表現している素晴らしい作品だと思うのですが、映画での表現の仕方が雑すぎました。
そのため、叙述トリック(?)のときめきはゼロ、アクションはあるのですが、日本の新幹線を妙に大陸ナイズしてあったり、絶滅危惧種のアニメに出てくるようなヤクザが登場したり、海外の方々が思う日本風の国でブラピたちが戦い、日本語が下手くそな日本人風の人たちとおもしろくもない日本風のギャグを言い合うという、非常に上滑りしていて笑うことのできない映画でした。
序盤は眠気と戦っていましたが、後半は海外から見た日本像を改めて捉え直すことができて、興味深ささえ感じました。
これが、舞台がインドのお話などだったら気にせず観ることができたかもしれません。海外受けはする作品かもしれませんが、日本で上映する意味は感じませんでした。
はげ

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