みぃりりの甘いプリン

ブレット・トレインのみぃりりの甘いプリンのレビュー・感想・評価

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)
4.3
原作は半分まで読んだ状態で映画鑑賞。(かなり前にかったけど、本を読むのが遅いのでまだ半分😅)
原作の王子がほんっっとムカつく野郎で。頁めくるたびにイライラ。
同級生たちを洗脳支配していくやり方がとてつもなくエゲツない。木村をコントロールするために小さい息子まで標的にするし。
姿かたちを変えて映画に出てきても相変わらずムカついてね。
最期はああなるのか。スッキリするわね。

新幹線でのアクションは、まるでプロシュート兄貴対ブチャラティなシーンもあり見応え充分👍
 真田広之さんは想像以上においしい役だったなぁ。
今後、かっこいいおじいちゃん役でオファー来そう。

ブラピ演じるてんとう虫が人々を幸せにするために、不運を一手に引き受けるって役回り。それを説明されてるシーンの顔つきがなんか情けなくて。
見てるこっちまで情けない気持ちになってきた。感情移入半端ない。
引き込まれるなぁ、だってブラピだもんよ。それは仕方ない。


伊坂幸太郎先生の作品が海をわたってアメリカで映画化されるなんて夢にも思わなかった。
檸檬と蜜柑はイメーどおりだった。
だけど、運のない冴えない主役(?)ブラピが演じるとはねぇ。これも夢にも思わなかった。


(妙にツボったシーン)
・新幹線でジャパニーズヤクザと言えば。「ウルヴァリン」で走行中の新幹線の屋根で、振り落とされないようにドスを屋根に突き立てて襲ってくる根性入ったヤクザさんたちを思い出す。
 あそこまで根性は見せてくれなかったけど、今回のジャパニーズヤクザさんもなかなかすごかった。
ジャパニーズヤクザさんたちを超人に描くのがウケる。


・原作を東北新幹線から、東海道新幹線に変更したので、京都の街が破壊されて大惨事に。
邦画じゃ絶対に京都破壊はやらんからな。(東京は破壊すんのにな。)