hua

ブレット・トレインのhuaのネタバレレビュー・内容・結末

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

色んな意味で面白く、興味深い映画。
伊坂幸太郎さんの原作未読。

日本の新幹線の車内が舞台という設定だが、だいぶ違う。
日本高速電鉄(NIPPON SPEEDLINE)
はエコノミーからファーストクラスまであり、飛行機の機内のよう。車体も新幹線より鼻面が長く近未来的なフォルム。
車内には着ぐるみがいて、売店には誰もいなくて、売っているものもワサビ味とはいえ日本の製品ではない。
スパークリングウォーターが1000円て、今の円安、日本の物価からはあり得ない。
乗客はほぼ日本人がいない。
美しい富士山が車窓を流れるのは感慨深いが、タイミングおかしくない??
東京⇔京都遠すぎやしないか。

それでもアメリカ人から見たクールジャパンはそれはそれで興味深い。

登場人物ほぼ殺し屋だけど、主役のブラッド・ピットはじめ、レモンもタンジェリンも皆どこか間が抜けて憎めなさ過ぎて、殺し屋に見えない🐞🍋🍊
殺し屋の会話が機関車トーマスって…笑
ブラピは飄々としたコミカルな3枚目もいい!結局強い運の持ち主なのでは。

それにしても、真田広之さんの存在感。このドタバタ劇がピリッと締まるのは流石!
日本語のセリフの不自然さは、真田さんも本当のところ引っかかったのではと気になった。

血まみれだし、新幹線は壊れまくりだけど最後は爽快感すらあった。
エンドロールの漢字がめちゃくちゃカッコいい!!

個人的には車掌役マシ・オカさんがもっとからんできたら更に面白かったのではと思った。
hua

hua