ブレット・トレインのだいきちのネタバレレビュー・内容・結末

原作読んだので追記

原作未読。しかし原作とは絶対的に違うことはわかる。エセ日本文化のオンパレードだから。
秋葉を通り、馬鹿みたいに急なカーブを脱線せず通れる新幹線、京都の一駅前なのに嘘みたいに人がいないホーム、そして極めつけはみんな大好きネオン街。ねえよそんな町。
という感じで、再現じゃなくてエンタメ極振りっていうのがもろわかりだったから、内容も別モンなんだろうなってわかった。
その上で、映画単体としてみて、面白いって思った。めっちゃ変えられてるんだろうけど整合性は取れてる。ほぼ新幹線の中しか映らないけど画に飽きが来ないし、ここが繋がるんだなって言うのもちゃんと理解出来てそれが面白くなってた。
ただ王子を女にしたのはよくわからん。友達に聞いたら原作だと王子は普通に男らしい。てっきり小説だと最後にわかるようになってるとかだと思ってたら、違うっぽい。一応本当はそうなのかもしれないのでネタバレにしときます。
文体が好みじゃなくて伊坂さんの本はあんまり読まないし、マリアビートルも何度も読もうとして数ページで諦めてるんだけど、これを機に読んでみようかな。

追記
別モンにも程があった
逆に、読んでるからこそ裏切られるものがあるから、変えてるからダメって考えずに本読んでから見たら意外性あって楽しいかもなって思った。
あと伊坂さんの文章そこまで癖ないのに勝手に忌避してた。めんご。