森山未來がオザケンとか電気グルーヴの話をしてるとどうしてもモテキがチラつく(モテキ大好きなので嬉しい)途中まではあまり感じなかったけど中盤からこれでもかというサブカル要素でびっくりした。かおりちゃんは20代、あんなにフツーを嫌っていたけど普通に結婚して出産して幸せになってる辺りちゃんと真っ当な女の子だったんだな、と思う。ただ佐藤の中ではかおりちゃんという存在はフツーじゃなくて特別で、自分の中にいるかおりちゃんと現在のかおりちゃんが全く違うものだったんだろう。特別だと思っていたあの娘が、神様だと思っていたアーティストが普通に恋愛したり子ども出来たり、なんとなく幸せになるのってちょっとつまんなかったりするよね。嬉しいとき悲しいきもちになる感じは、分かるなあって思った。でも今、20歳で将来のビジョンとかやりたいこととか得意なこととか何にもない私からしたら、みんなみんなちゃんとした大人に見えたよ。