このレビューはネタバレを含みます
『美しい子弟関係』
・あらすじ(備忘録込み)
フランス座での下積み(師にこれでもかと世話になる)
フランス座の衰退(ストリップ客しかいなくなる)
劇場(箱)から漫才(TV)へ(萩本欽一のような芸人を目指し巣立つ)
タケの晴々しい成功に対して、師の転落(これでもかと同情を誘うシーン多数)
師との別れ
・おすすめポイント
師匠のセリフにはいくつか胸を打つような台詞がありとてもよかったです
“笑われるんじゃねえ、笑わせるんだよ”
“日頃ボケてない奴が舞台でボケられるかよ”(セリフ多少違うかも)
こうした言葉を胸にタケ(ビートたけし)がしっかりと芸人としての芯を持って成長していくところは良い
タップダンスも成長やつなぎにうまく寄与していて良かった
タケの演技もどことなくビートたけしを思わせる動きができていて、
ビートたけしとしてスッと認識でき、作品に没入できて良かった
・マイナスポイント
ちょっとん?ってなったのは
ラスト、フランス座の回想幻シーン
しらん映像が長すぎてややくどいかなという印象
まだ観てなくて興味あるなって人は
ご覧になってはいかがでしょうか