大泉洋がハマり役すぎてウケるレベル。彼が芸人師匠であることの自然さが半端ない。他の出演者もみんなハマっててキャスティング素晴らしい。
柳楽優弥の所作や話し方がビートたけしに似ていたのはもちろんなんだけど、立ち姿に何より驚いた！ビートたけしってああいう立ち方だよね。役者さんってすごいわあと改めて思った。
所作とかはちょっとわざとらしいようにも感じてしまうことはあったけど、立ち姿は本当に感動した。すごい。
麦ちゃんも相変わらず良かったな。いい味出てた。
ストーリー自体は正直ありきたりな展開ではあるかなと思うけど、要所要所で泣かせポイントというか、こうしてビートたけしが出来上がったんだなと思わせるような描写があって良かった。やっぱり人情物のお話は良いよね。
たけしの、周りからは分かりづらいかもしれないけれど師匠に対する尊敬や親愛が伝わって、師匠もそれをきちんと理解してくれててっていう関係性がとても良かったな。
師匠もたけしもお互いちょっと捻くれ者というか、いつだって芸人として生きてるせい(?)で素直になれない感じがすごく好き。
たけしがフランス座を出てく時のシーンや、師匠が実はこんなこともしてくれてたんだってシーンがすごく良かったし好きだった。
あと現在から過去にタイムスリップみたいな演出大好きだから最後号泣してた。最高。
ネトフリ入ってるうちに観ておいて良かった〜！
