まんまと騙された😅
愛国心に溢れる諜報員ユ・デグォン(チョン・ウ)は、自宅軟禁されている野党の大統領候補イ・ウィシク(オ・ダルス)の監視任務に付くが、強引な当局のやり方に疑念を募らせ...
たぶんあえてミスリードを狙ったんだろうけど、この邦題とアートワークからポリティカル・サスペンスだと思って見始めたら、がっつりコメディだったので面食らった。中盤からはサスペンス色が強くなるが、クライマックスではまた意表をつく展開で緊張を緩和させ、全体としては感動的な人情劇にまとめ上げている。なるほど、感動作「7番房の軌跡」のイ・ファンギョン監督の、シリアスな政治的テーマをエンターテイメントに仕立て上げる手腕は確かだった。