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偽りの隣人 ある諜報員の告白のcalroのレビュー・感想・評価

3.8
かつての軍事独裁政権下の韓国における民主化を進めたい政治家と、隣で監視する諜報機関のコミカルなやり取りは癖になる。なかなかハードな内容ではあるけど、やらた陽気なキャラクターと、シリアスとコミカルとのバランスが絶妙で重くなりすぎずそれでいて社会の在り方を問いながらも、デグォンの物語として見せていく展開はありがたい。クライマックスに向けた一人の男の豪快な覚悟は圧巻。
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