ビリーホリデイの死後、何年か複数の関係者にインタビューを行った後、謎の死を遂げたジャーナリストの秘蔵テープがみつかり、それを基にしたドキュメンタリー。
ビリーホリデイの良くも悪くもジャズアーティストらしい行き切った濃いい人生はなかなかのもの。
時代的にも人種差別は激しくStrange Fruitの歌は初めて聴いたが衝撃。
勝手にもっと長生きしていたと思い込んでたあの深みのある歌声は、まだ30,40代頃の物だったのかと驚いた。
様々な物に飢えていてやりたい放題だったのも知らなかった。
ビリーホリデイを追っていたジャーナリストもどんどん深みに入っていき、開いてはいけないところまでいってしまったようで、終わりかたも闇が深い感じで、トータル的に暗めな印象。