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女の秘めごとのyasu555overseasのレビュー・感想・評価

女の秘めごと(1969年製作の映画)
3.9
アマゾン・プライムの恐怖チャンネル独占で鑑賞しました。




"マカロニ・ゴア若しくは "ゴアの帝王" 且つ残酷映画監督・ルチオ・フルチ(Lulcio fulci)が3つの西部劇映画や「サンゲリア」「ビヨンド」「地獄の門」とかを撮り始める前に、撮って製作した彼の本作品にしては珍しいミステリー/スリラー映画でシナリオや物語もちゃんと纏まってて、主役・ジョージを憎んだ妻の偽装死な設定や共犯の妻と姉の協力で殺人を犯したジョージの兄・ヘンリーの計画殺人の設定が良かったです🌟👍


初めて見る人は欺かれるような錯覚に陥りやすい本作品です。




ルチオ・フルチはグロテスクなシーンが多いイメージでしたが、本作品はエロいシーンが多く、男女との性行為(SEX)なシーンが最も卑らしかった。





最後、飛行機でパリへ逃亡した妻や兄・ヘンリーがカフェで再会してそこで物語が締め括りで迎える筈がないと思いきや案の定、偽名で名乗ってた妻(偽装死した後)がストリップバーで知り合った男の嫉妬により妻はヘンリーと共に男に撃ち殺されてそのおかげでガス死刑にされる寸前やった主役の弟・ジョージが無事に無罪となって釈放されるオチで締め括りでした。

共犯な妻と兄が嫉妬に駆られた男に殺されたのは因果応報らしい最期の死に方で良いシナリオな纏め方で良かったです。

フルチの作品が好きでもあり、見た価値のあった作品で良かったです。