やすのり

マ・レイニーのブラックボトムのやすのりのレビュー・感想・評価

4.2
 いきなりマ・レイニーのパワー溢れる歌声とビジュアルに圧倒される…何だ⁉あの付けまつ毛は5cmはあるぞ!…ブルース、凄えな!…

 孤独や悲しみを表現する色ブルーから由来していると云われる「ブルース」を通して、南部から北へと移動してきた黒人の悲哀やプライドをカリスマブルース歌手とその専属バンドの会話劇で、渋く、重く…高慢なトランペッターのレヴィが開かないドアを蹴破って入った先の部屋は異様に狭くて何もなく、ただ見上げるだけしか出来ない青い空が見えるだけ…この作品が意味するシーンでしょうか…

 ヴィオラ・ディヴィス、遺作となってしまったチャドウィック・ボーズマン、二人の演技をじっくりと、染み入るように鑑賞させられました…

 今年の映画はこれで打ち止め! 一年間ショボいレビューにお付き合い頂き有り難うございました!
 それでは皆様良いお年を…😄

 
チャドウィック・ボーズマン! ゴールデングローブ主演男優賞! おめでとう! おめでとう! おめでとーっ!😭😭
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