音楽映画かと思いきや、ミュージシャンたちの会話劇だった🎺
黒人差別へのやるせなさと怒り。
彼らの受けてきた仕打ちや心の傷は深くて重くて、そこを想像せずに差別はよくないだなんて言葉だけがまかり通っているのってなんだかいびつだなあと。
ワガママで偉そうなマ・レイニーは好感持てなかったけど、あれが彼女なりの闘い方なのかと思うと、彼女も孤独だし傷付いているのだろうな☹️
行き場のない怒りがあんなことになるなんて。
人の話を最後まで聞けなかったり、自分の意見を無理にでも主張して通らなかったらヘソを曲げるレヴィーは子供っぽいと思ってたけど、そんな彼だからこそのラストだったのかなと。
チャドウィック・ボーズマンの感情を爆発させる様は凄かった🙄
それにしても哀しい。
白人達のバンドで演奏されていたのは、レヴィーの曲かな。〝黒人の人生だ〟というブルースも、ああやって商品として消費されてしまう。ものすごい皮肉だ