このレビューはネタバレを含みます
映画観てんのに
後半から友だちの顔が浮かんで、
あの頃のことを思い出してた。
大学4年の春に突然亡くなった友だちのことだ。
赤ふんで踊った思い出はないけど、同じ下宿で、麻雀したり、アイス食べたり、プロレス見たり、学園祭でアメリカンドック売ったりした同級生。
忘れることはないけど、いつも思い出してるわけでもない。でも忘れる必要もない。
そんな友だちのヘラヘラした物語。
「それが答えだ、って言いながら、何が答えか言わねーのな」
そう。
僕らに答えなんかない。
あるわけないし。
そういうもんだと思う。
しみじみといい映画だった。
ちょっと泣いた。
そういえば、
今月末の日曜日は、あいつの墓参りいく日。5月の最終日曜日。
ずいぶんずいぶんと前のことを
いろいろと思い出した。