くれなずめのchanmasuのネタバレレビュー・内容・結末

観る前の予想を超えてきました。男同士のアホみたいなノリのホモソーシャル空間も観てるうちに慣れました(挟まれるギャグは金たまビール意外つまんなかった)。コメディの方が難しいんだぞ、みたいな台詞ありましたがこの映画のコメディの部分は別にそんなに、、。それでこんな直接的な台詞喋らすのはダサいなーと思った。脇のチョイ役が豪華でキャスティングが全体的に良かった。成田凌は結構なんでもこなせちゃう気がします。前田敦子演技うまかった。他の作品も観てみたい。演劇＋コントの舞台的な作りになってて監督がその畑の人らしい。この映画自体も劇中劇、みたいな所がある。人生も劇みたいに見立てて肩の力抜こうぜ〜的な。一応みちお(だっけ？)が他の人と距離があるカットが多くなってたり、カラオケのフェニックスネタの時のバックがアメイジンググレイスで？みたいな違和感はちゃんと出して伏線は張っていました(不自然な感じはした)まぁ誇張表現多くて現実味が無いので効果薄いとは思いました。色々書いたけどなかなか面白かったし俳優陣の使い方は大正解だと思います。キャッチーに見えてヒステリックな女性の描き方とか内輪ノリとか人を輪にかけて選ぶ様な作品だと思います。もし作り手がそこに自覚的ならその辺のエクスキューズは分かりやすく入れても良かったのでは。