このレビューはネタバレを含みます
監督の手腕が出ている作品。
カメラのワークとかライティングとか描き方とか本当にすごい。
この画いいなーってところもある。
長く撮ってもちゃんと成立するのは役者さんのパワーもあるけど、ワークをちゃんと作ってる監督の計算がしっかりしているからだと思う。
男友達が多い自分にとって、過去を思えば、こんな日々だったし、今も、誰かの結婚式の度にこんなことになる。
高良健吾の役が良かった。
余興で踊ってるシーンと、ラストシーンの川辺を歩くところが好き。
高校の文化祭でウルフルズのガッツだぜで踊ったななんてことも思い出した。
ファンタジーになったり、ぶっ飛んだ話になったりするし、パッと観た時は本当に友達を亡くしたらこんな風に描くだろうかなんて思ったりもしたけど。