このレビューはネタバレを含みます
やり場のない感情が伝わってきて 2時間ちょっとの映画の中で10回は泣いた。
帰り道でトンネルに向かうところとか、CDプレイヤーで音楽を聞くのが好きなよしおが深夜の高速バスに乗った時に何もBGMがかかっていなかったのとか、その時の瞳の描写とか、所々に暗喩もかかっていたのかなぁと。
セリフと役者さんの表情も堪らなかった。
「なんか、あの…すげぇお菓子もらっちゃって お菓子もらいにきたわけじゃないのに すげぇお菓子もらいにきた人みたいになっちゃって」も「また明日ねってさ 良いよな」も「死んでても死んでなくても変わんないんだよ!」も「次は絶対電話出てやるからさ!」も。
あと、5人が最後の思い出を書き換えようとする所で感情の全てを持ってかれた。