まる

くれなずめのまるのネタバレレビュー・内容・結末

くれなずめ(2021年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

良い。面白かった。役者と監督とで、気になってはいた。観れてよかった。

死んだ友人が自分の死を乗り越えられないんじゃなくて、周りの人間が友人の死を乗り越えられていない、というのが新しかった。書き換えちゃおうぜ、とか、死んだ人間ともう一度話すことができる、会うことができる、というのはフィクションならではのやり方で、こういう作品があって救われる人は私含め多いだろうな。

心臓がなくても生きていける、のくだり、もう爆笑しちゃってるんだよ。面白いんだよ。悲しくならないの。ぶっとんでやがる。アリ!
死ぬって肉体的なものとばかり考えてしまうけれど、そうじゃないのかもしれないな。忘れられた時が本当の死だってなにかで誰かが言うけど、その通りな気がする。

5人ですか、6人です、って最初あったのに、最後は5人でタクシー、って言ってる、。
ウルフルズの曲、男の青春感があっていい。

ちなみに高校生の城田優はいかついすぎて怖かったです(褒め)。ちんこづけビール一気!
成田凌がクズじゃない!!!!!!!!!新鮮すぎる。話し方が、ちょっと思い出しただけ、の池松壮亮を思い出し、あちらに会いたくなりました。

いつまでだってあの時楽しかったねってバカ騒ぎできる友人はいてほしいものだ。
エンドロールの「いつかまた会える友達に」という言葉が最後の最後にぶっ刺さってきた。
まる

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