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ハード・リベンジ、ミリーのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

ハード・リベンジ、ミリー(2008年製作の映画)
4.0
20XX年、銃刀法撤廃による治安悪化、大都市砂漠化で無法都市(バイオレンスシティー)となった“ヨコハマ”悪党“ジャックブラザーズ”に夫と赤ん坊を目の前で惨殺されたミリー(水野美紀)。瀕死の重傷から生き延びたミリーは、肉体に刀と銃を仕込み自ら凶器となって復讐を誓う。刀師ジュウベエに恩師から受け継いだ仕込み刀の修理を依頼し、「刀は生き物。一人斬るごとに磨け」と諭される。廃工場に屯する”ジャックブラザーズ”の復讐に向かうミリー・・・
地獄への扉が開かれた。
少林寺拳法の経験者である水野美紀が、アクション女優としてのポテンシャルを発揮したリベンジアクション映画第1作。
腕のプロテクターに仕込んだ仕込み刀と片足に仕込んだショットガンを武器に、キレッキレのソードアクションや格闘アクションで悪党を薙ぎ倒す水野美紀の華麗なアクションが、見所。
クライマックスの水野美紀VS虎牙光揮のバトルでは、関節技などを取り入れた多様な格闘アクションが楽しめるし、水野美紀が見せる華麗なサマーソルトキックや三段蹴りはカッコいい。
ただ虎牙光揮を除いて、敵が弱すぎなのが残念。水野美紀のアクションのポテンシャルを楽しめるアクション映画。
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