イングランド東部で1939年に発掘された、7世紀アングロサクソン時代の船葬墓「サットン・フー（Sutton Hoo）」（極めて重要な考古遺跡のひとつ）の発掘を巡る実話を題材にした小説『The Dig（遺跡/発掘）』が原作。
一人息子のロバートと暮らす裕福な未亡人のエディス・プリティ（キャリー・マリガン）は、所有する広大な土地にある墳丘墓を発掘するため、経験豊富なアマチュア考古学者バジル・ブラウン（レイフ・ファインズ）を雇う。
エディスの直感で掘って欲しかったのとは別の墳丘墓を助手二人と堀り始めるブラウンだが、ある日、事故が起きてしまう。
次に、エディスが掘って欲しかった方を掘っていくと、予想よりはるかに古い時代の歴史的遺産を発見！
歓喜のブラウンとエディスだが、イプスウィッチ美術館や大英博物館が動き出し...
体調が悪化していくエディスと心を通わせていくブラウンの関係。
その2人を見守りブラウンを陰で支える奥さん。
関係に悩む考古学者の夫スチュアート（ベン・チャップリン）と共に発掘に参加することになるペギー（リリー・ジェームズ）と、主に現場で記録撮影を担当するエディスの従弟ローリー（ジョニー・フリン）。
グレイッシュな映像の美しさ。穏やかなストーリー展開で静かに沁みる情感。
近年まで、発見者であるブラウンの名を無かったことにしていたという大英博物館。ダサいなぁ。笑;
