このレビューはネタバレを含みます
ストーリーの展開が面白かったです。
Fukaseさんを始め、俳優陣のバランスの取れた演技が作品を安定させていました。
かなりギリギリを攻めてはいたものの、PG12でできる範囲の描写が繰り返されるため、少し物足りなさを感じてしまったのが正直なところ…。
それならば事件の描写を一つ減らしてでも、両角の過去や辺見との関係性、山城の変化を描いてくれた方が、より彼らの「キャラクター」を理解できたんじゃないかなと思います。
スクラップ記事や手紙だけでそれを説明してしまうのは少し横暴に感じてしまいました。