このレビューはネタバレを含みます
まとめてレビュー8
今まであまり興味の湧かなかった
有名邦画サスペンスをまとめて観ようシリーズ6/6
公開時、まず私が観ないであろうキャスティングの面々に完全に眼中になかった（すみません）本作ですが、面白かった〜！！！
そもそもこの作品、
脚本が浦沢直と長年タッグを組んでた
長崎尚志さんだったと知り....今回の一気観の目玉作品でした。
スタートの掴み、100点満点。
いわゆる「こういうのでいいんだよこういうので」ってやつ。
あと車の中のシーンのベタな緊張感、最高だった。
今回は本当にFukase氏の大勝利。
上手い、というより合ってる、感が異常。
何より最終的にはちょっと小物感が出たところが個人的にとても良かった。
真のサイコパスになりきれなかった感。
まぁ後半の隠し球はぶっちゃけ全部わかってしまったしもう一捻りあっても良かったな〜と思う部分はあるけれど長崎ism満載で個人的には満足でした。
（後から仕入れた情報でコミカライズでは話が違うらしいんだけどそっちの内容の方がもしかしたら好みかも）
何はともあれ久しぶりにまとめて観た邦画のサスペンス映画、
とりあえずサイコパスぽいやつを出せばいいと思ってるだろ問題、
警察官があまりにも無能すきないか問題、
キャスティングや出てき方で黒幕バレちゃうんだよな問題、
死亡フラグがわかりやすすぎる問題など
多々思うところはありますが食わず嫌いせずまた観てみようと思いました。
