名優イ・ソンミンさん主演でアトム・エゴヤン監督の『手紙は憶えている』の韓国版リメイクです。
オリジナルがクリストファー・プラマーさんだったので、イ・ソンミンさんが特殊メイクで出てきます。
内容的にはもっと上の世代の役者でも良いと思ったのですが、本作はオリジナルより遥かにアクション要素が強くなっています。
そうすると、イ・ソンミンさんの演技と身体能力が必要になってきます。
認知症が戦争の風化というテーマをより強くしていくのはオリジナルと同様です。
オリジナルのナチスは、日本の植民地時代の朝鮮を題材に変えて、描いていきます。
戦争の悲劇と狂気が普通の家族を崩壊させる恐ろしさを描く反戦映画ですね。
